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<スポーツバイクのパーツの呼び名> 


・ディレイラー

「ディレイラー」とは、変速装置のことです。後ろの変速機を「リアディレイラー」、前を「フロントディレイラー」と呼びます。

ディレイラーは、主にハンドル部取り付けられる「シフター」とワイヤーで接続して制御します。

交換の際は、スプロケットの歯数にあったものを選ぶ必要があります。

・スプロケット

ギアの円盤のことを「スプロケット」、特にこのように竹の子状にまとまったスプロケを「カセットスプロケット」と呼びます。

前後のギア比が接近しているものを、「クロスレシオ」、離れているものを「ワイドレシオ」と呼びます。
「クロスレシオ」とは、正確には「クロウス(接近している)」という意味で、実際にギア比が重なることはありません。

ギアの山の数を「歯数」と呼び、「レシーブ(リア)の歯数÷ドライブ(フロント)の歯数」が、いわゆる「ギア比」です。
数値が小さいほど重く、トルクを回転数に変換していきます。この状態のことを、「減速比が小さい」と言います。

自転車では、ギア比が1.0より大きくなることは極まれです。

・ブレーキ

ブレーキにも種類はたくさんありますが、最近ではMTBの主流はディスクブレーキになっています。

ブレーキを作動させる方式には2種類あり、ブレーキレバーとブレーキをホースで繋ぎ、中を「フルード」という一種のオイルで満たして作動させる、「油圧式」と、ワイヤーで接続する「メカニカル式」があります。

両方とも利点欠点ありますが、主に、メカニカルはメンテナンス性に優れ、油圧はレバータッチの良さが優れていると言われています。

ディスクブレーキの場合、パッドが収納されている部分を「ブレーキキャリパー」と呼び、回転する金属の円盤を「ローター」と呼びます。

・ホイール/スポーク/リム/ハブ

「MT15」と印刷されている部分が「リム」で、内側に向かって伸びている、細い金属棒が「スポーク」です。

スポークは内側で「ハブ」という、ベアリングを内臓した軸に接続されており、「リム」「スポーク」「ハブ」のセットを「ホイール」と呼びます。

リムは完全な円であることが理想ですが、様々な要因で「ゆがみ」が起きます。これを「振れ」といい、これを補正することを「振れ取り」と言います。振れ取りには、スポークレンチという工具を使って補正します。

・クイックレリーズ

「クイックリリース」とも呼ばれる機構で、写真のようなレバー(クイックレバー)を倒すことで、タイヤの着脱が行えます。パンク修理などで工具を必要としない構造で、サイクリングで都合がいいです。

「クイックレリーズ」はスポーツバイクの特徴の一つでもあり、ほぼ全てのスポーツバイクはクイックレリーズです。

逆に、クイックレリーズでない自転車は、「ルック車」の可能性が高いです。(※DHバイクを除く)

他にも、思い出したものから順次掲載していきます。