<MICHELIN COUNTRY DRY 2> |
ミシュランが販売している、XC向けのドライタイヤです。ブロック高が低く、転がり抵抗が抑えられた設計となっています。 重量は565gと、そんなに重くない部類です。このタイヤには、超軽量チューブを組み合わせると、更に扱いやすくなります。タイヤが太いブロックタイヤの割りに、転がり抵抗はかなり少なく、ヘタなセンターリッジ(CST)よりペダリングは軽いです。価格は1本2000円ほどと、結構安価です。 ダートもフラットダートから荒れた路面まで安定したグリップを発揮して、オンロードでもアンダー側に振られるようなことは無く、かなりバランスの取れたタイヤです。 特に登りでは、その軽さに驚きます。グリップが高いからってのもあるんでしょうけど、これだと正直スリックと大差無いかもしれません。長距離では流石に不利ですけどね。 コンパウンドは比較的固めなので、耐久性にも優れると思われます。 また、標準での最低空気圧が2kg/cm^2と、かなり低めに設定できることもあり、乗り心地はかなりイイです。 パターンも、よく見ればセンターで繋がっているように見えます。転がり抵抗が低いのは、これの影響もあるんでしょうね。ですが、CSTみたいに完全にセンターが連続しているわけではないので、ダートでもしっかりと食いつきます。 ウェットでもグリップは安定していて、限界を超えたときもそれ程苦無く制御できる感じです。浅いスノーでは、かなりグリップしてくれます。グリップの限界を超えたときの挙動もウェット同様安定していて、安心して走行できます。 今まで試したタイヤの中では、最も安定していて扱いやすいです。オンロードでの転がり抵抗も少ない上に、MTB本来の特性である「どこにでもいける」という部分を生かせます。 ですが、やはり登りが続くような状況や長距離ではキツくなってくるので、CLOSERと併用して行こうと思います。 CLOSERと併せて、私の一押しタイヤです。 |