<2012年2月15日> |
35mmフルサイズ。デジタルカメラ、特に一眼レフを本格的に使っている人なら確実に知っている言葉。カメラの世界では一つの基準として存在しています。例えばレンズの焦点距離などですね。 このレンズの焦点距離は、数字ではなく感覚的なもので、しかも35mmで植え込まれているので非常に重要な基準ですよね。 たとえば、APS-Cサイズで焦点距離16mmって言われても、いまいちピンと来ません。最近はちょっと慣れてはきましたが、やっぱり135換算(35mm換算)24mmって言われたほうが一瞬で分かります。 デジタル時代になって、「今までのサイズに拘る必要は無い」という意見も出てきているようですが、私はこのような規格はあって良いと思います。 というのも、今までのレンズ設計の技術が応用でき、より高性能なレンズの開発を容易にしてくれるからです。もちろん、規格による制限も受けますが、それはそれで必要に応じて規格を改良していけばいいのです。 まあ、そんなことは良いとして・・・ 言いたかったことはこれじゃないんです、ちょっと思ったので書いてみただけです(^_^;) この間の「X-Pro1」の発表から「DP Merrill」と、非常に画質に拘ったコンパクト機が連続して発表されています。私も気になってサンプルやら何やらを見て回ってるのですが、Foveon慣れしてしまっている目なので、正常な判断が出来なくなっております(^_^;) 最近ではFoveonでもハマった画で無いと満足できなくなってきたり・・・ X-Pro1が発表されたときも日記を書きましたが、そこで私は「そこそこいい画質」という評価を下しました。 昨日、ちょっと気になって35mmフルサイズの一眼レフのサンプル写真を見て回っていました。そこで思ったこと。 X-Pro1はすごい!!! これなら十分、「フルサイズを凌駕する」って言い張れますね。私がFoveon比で評価したのが間違いでした(笑) そもそもFoveonは解像の仕方が全く違うのですから、比較するものではないですよね、いい悪いに関係なく。 Pro1は相手が中判であっても、なんとか戦えるレベルのような気もしましね。Phase One 40P+ってデジタルバックと偶然にも「滝」という同じ被写体のサンプルがあったので比較してたんですが、X-Pro1、なかなかイイ線行ってます。 今思うと、フルサイズって意外と解像しませんね。もともと、今までのレンズ資産や勘を生かせるってコンセプトだったわけで、その副産物として画質が向上したってことですからね。普通に高画質なら、それで必要十分なわけです。 そういえば、フルサイズの画素ピッチって、だいたい6~8μmくらいなんですよね。それを考えると、Foveonは7.8μmと、かなり大きい画素ピッチを持っていますよね。 こうなってくると、X-Pro1が欲しくなってきます!!Merrillはあんまり欲しくならなかったけど、X-Pro1とDP1xの組み合わせがあれば無敵じゃないでしょうか? でも、X-Pro1はレンズ1本をセットで買っただけで20万ですもんね・・・どうせ買うなら、広角と標準が欲しい。中望遠は我慢。いずれ出てくるであろう、ズームレンズに投資するべく、貯金したほうが賢明でしょう。それでも合計25万。私には手が出ませんよ、しばらくは・・・ でももしこれが叶えば、特に解像度が必要でFoveonが得意とする状況では「DP1x」の無敵の解像力と空気感を楽しみ、印刷目的や特に作品として高度な表現をしたいとき(焦点距離やボケなども含む)、その上で高い解像度を必要とするときはフィルムシミュレーションも備える「X-Pro1」、環境的な理由や荷物などの理由からレンズ交換型のPro1が使えず、DPの不得意な部分を埋める役割をになうのが「S200 EXR」という構成で使っていく事ができますよね!!! ・・・ まあ、とらぬ狸の皮算用ってやつですわ(^_^;) そーいえば、今回フルサイズを調べているうちに中判のほうも気になったんで調べてみたんですが、確かにFoveonの解像力は中判に近いものがありますね。というか、場合によってはそれ以上?(比較したのは主に「Phase One P40+」っていうデジタルバックです) それがこんなコンパクトに収まっているのですから、やはりDPはすごいカメラです。DPの使い勝手やレスポンスがどんなに悪かったとしても、同画質帯比較で考えれば、明らかに「Phase One P40+」よりも扱いは楽ですよね。 というか、画素数を抜きで考えれば、DPは400万円もするようなカメラと比較できるほどの画質を持っているってのはすごい事ですよね・・・ まあ、RAW現像した上で撮影条件が当たりである必要がありますが。 あともう一つ。今回いろいろとサンプルを見ていて、S200をもう一度見直しました。意外なくらい解像度が高い部類に入りますし、レンズ収差の低さもかなり高いレベルです。あんた、やるね。 >>次へ |