<水槽を維持しよう>


・日常でやること
水槽の立ち上げに成功したら、あとは安心というわけでもありません。日ごろの水槽の管理が悪ければ、コケによって崩壊へと導かれます。

まず、基本的に日常でやることを確認してみます。
基本的なことですが、まずは生き物たちにちゃんとエサを与えましょう。エサへの反応で、生き物の調子を伺うこともできるので、重要な作業です。エサへの反応が鈍いときは、病気かもしれません。
次に、魚等が病気になっていないかを確認しましょう。白点病、尾腐れ病、ネオン病等様々な病気にかかっている可能性があるので、注意してみましょう。病気を全て紹介したいのですが、私の環境で見たことのある病気は白点病とネオン病だけです。そのうち紹介のページも掲載したいとは思いますが、他の優秀なページで病気について書かれているので、今更ここで紹介することもないかな・・・。一応、白点病だけは対策を載せておきます。
次に、足し水です。水槽の水は、蒸発によって水量が減っていきます。ですので、ペットボトル等で水を足すようにしてください。もちろん、浄水か汲み置きした水です。ただし、あまりにも水の減りが早いときは、水槽が割れていないかを確認してください。割れると大変なことになります。

次に、コケ状態の確認です。どんなに安定した水槽でも、コケは生えてきます、というか、生えてこないと問題です。水も、立ち上げ当初から比べると幾分かにごって来ます。ですが、これでいいのです。少しくすんだ感じの水でコケが少々、この状態を維持します。その為には、毎日コケの状態を観察します。コケが少ないうちは、特に何もしなくてもいいです。ですが、水槽の中が見えにくくなるほどにコケが生えたり、水槽内のものにコケがこびりつくような、崩壊の前兆が現れたら、まず水を1日1/3程度ずつ毎日交換していきます。そして、ガラス面についたコケは、三角定規等で落としてしまいます。1週間ほど続けると、コケが衰退します。そうしたら、ヤマトヌマエビ等のコケ取り生物を投入または、増員します。
これで大抵は崩壊を免れるとは思うのですが(私の場合)、それでも崩壊したら、あきらめてください(笑)。
ですが、ただ崩壊させただけではダメです。しっかりと、何故崩壊してしまったのかを考えて、失敗から学んでください。

後は写真撮るくらいですかね〜、撮りたいのなら。日常の管理はこんなもんですし、やってみればそれ程苦にはなりません。何せ、好きでやっていることですから(笑)。手間が掛かるほど楽しいものですよ。


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