<2012年4月30日>
PCケース交換と変遷とベンチマーク


メインで使用しているデスクトップPCの筐体を交換しました!

このPCは元々、SOTECが組み立てたもので、いわゆるBTOってやつです。
ですが、中身は自作PCと大差なく、マザーボードも規格品(MicroATX)が使用されています。ですから、後々のアップグレードが自由なわけですね。(保障効かなくなるけど、SOTECなんて元々保障はあってないようなもんですし。)

一応、PCの構成としては、

<購入時の仕様>
CPU:Intel Core2Duo E8400@3.00GHz (Dual Core)
MEM:4.00GB(DDR2 1333MHz 2GB*2)
M/B:MSI G41TM E33
VGA:nVIDIA GeForce 9500GS 512MB(GDDR3)
HDD:1TB
OS:Wndows XP Professional SP3 (NT ver.5.1)

といったところで購入しました。購入当時は最新スペックでしたが、今はだいぶ旧世代品ですね(^_^;)
とは言ったものの、ベンチマークスコアではCore i5に大きく差をつけられているわけでもないので、わざわざLGA1366対応マザーに交換してまで、CPUを世代アップさせる気にもなりませんでした。

さすがにFLOPSで2倍弱のおよそ51GFLOPSを持つCore i7には敵いませんが、それでも26GFLOPSはあるので十分であると思います。

でも、やっぱり高い処理能力は欲しい(笑)
そこで目に付いたのが、「GPGPU」。「General Purpose Grafic Proccessing Unit」の略で、GPUを用いて汎用演算をしよう!というものです。
nVIDIAは「CUDA」、ATIは「Media Stream」とかいう名前で出してたかな? 要するに、CPUよりもマルチタスクに強いGPUを使って、科学演算だとかをやっちゃおう!ってものです。

あとは、AVCHDみたいに超重いビデオの再生なんかも、これが無いと話にならんです・・・

CPUなんて高々、2〜6個のコアしかないけど、私が今現在使っているGT430なんて96個ものコアがあるんですから、そりゃ速いですよね。
この考え方は、今のスーパーコンピューターと同じです。スパコンって一見速いように見えるけど、あれって単純に、信じられないくらいの数のコアで並行処理させることで処理速度を稼いでるんですよ。

まあ、それは良いとして・・・


とにかく、CUDAが目に入ったわけです。運がいいことに、購入時に付けた9500GSはCUDA対応です。
いままで、AVCHDの再生に手こずっていたので、早速試してみることに。

ちなみに、CUDAなり何なり、GPGPUを利用するにはソフトのコードがそれに最適化されている必要があるので(要は専用ソフト)、GPGPU対応GPUを買えばなんでも処理が早くなるわけでもないですから、注意してください。

で、AVCHDが再生できて、無料で且つCUDA対応というソフトはほぼこれしかありません。

「Splash Lite」

これを使うと、CUDAが利用できる場合には自動的に動画デコードをGPUでやってくれます。
これで、動画の再生は完璧と言えるまでになりました!


それで暫くは満足して使ってたのですが・・・
PCを空けたときに気になっていたのですが、GPUの冷却がずいぶんとショボイ感じだったんです。しかも、筐体はスリムタワーで、お世辞にも冷却性能は高いとはいえません。

それが原因か分かりませんが、あるときからAVCHD再生でGPUが使用できない状態になってしまいました!

いろいろ試しましたが、結局直らず・・・(OSの再インストールまでやったのに。)

ハードウェアの故障と言う事で、結局GPUを交換することに。そのついでに、オーディオ部も強化しておくことにしました。(何のついでだ?)
で、これが現在の構成。

<現在の構成>
CPU:Intel Core2Duo E8400@3.00GHz(まず安定性ありきでしょう。OCはしません。)
MEM:4.00GB(とりあえず足りてます。というか足らせてます。どーせOSが32bitだし。)
M/B:MSI G41TM E33(CPU変える予定は無いので、そのまま。)
VGA:nVIDIA GeForce GT430 1GB GDDR3(交換。玄人志向のやつ。)
HDD:1TB(増設で500GB×4、320GB×3、ポータブル320GB×1。全てリアルタイム同期。)
OS:Windows Vista Bussiness SP2 (元々、これのダウングレード権を行使してのXPでした。GPGPUを生かすには、XPでは力不足。)
サウンド:ONKYO SE-90PCI(マザーボードよりコンデンサ多いかも、なオーディオボード。音は最高。ってか実際コンデンサはマザボより多いと思う。)


そのうちマザーもCPUも変わるんでしょうね(笑)
さてさて、交換したVGAは何かと評判のよろしくない「nVIDIA GeForce GT430」。Fermiアーキテクチャで、DirectX11に対応。補助電源も不要で、某比較サイトによれば3DMark 06で9000以上の値とのこと。ちなみに、Fermiアーキテクチャだと、唯一これだけが補助電源不要なんじゃないかな?

FLOPSですが、CPUとは桁違いのおよそ400GFLOPSです。これを見れば、Core i7に変える必要性があるのか疑問に思えてきますよね。
もちろん、そんな簡単な話ではありませんけど、CUDAに最適化されたソフトウェアーが今後増えてくるであろうことを考えれば、エンコードや物理演算などの重い処理はGPUに任せてしまえば、CPUの性能なんてそれ程差が出ませんから。

ちなみに、私がグラフィック関連でGT430を使うときは、コアクロックを830MHz、メモリクロックを1660MHzにオーバークロックして使ってます。ちなみに、このクロックが限界値で、これ以上上げると動作が不安定になってきます。

でも、コアクロック700MHz→830MHzで安定してるってのも凄いような気もしますね。結構OC耐性は高いのかな、寿命が心配だけど。

私もこの環境でFF14のベンチを走らせたところ、解像度に関係なくだいたい2000弱で落ち着きます。
まあ、プレイは出来るんでしょうね(笑)

私はFFをやらないので、これに関してはまず問題なし。
最近ファンタシースターオンライン2(PSO2)が話題のようですけど、これはちょっとやりたいかも。

基本私はゲームに興味がないのですが、たまにやるときは「ファンタシースターポータブル2∞」か「マリオカート」です(笑)
折角ならPCでファンタシースターがやってみたい!

ちょうどPSO2のベンチが出てたので、早速「インストール」してやってみました。・・・??インストールですか・・・

で、結果。
まず、なんも設定を弄らないで走らせると、だいたいFPSは40〜60、スコアは2500程度になります。ウィンドウサイズは1366×768でやりました。
このスコアだと、標準的な動作が見込めるらしい。おお〜、プレイできんじゃん!
ちなみに、スコア5000以上で「お好きな設定でどうぞ」になるみたい。う〜ん、やっぱり5000以上は欲しいよな〜

ここで、簡易描画設定を5にして、テクスチャ解像度を高解像度、シェーダは簡易にして走らせて見ると・・・

なんと!スコアが16000超えました(笑) FPSも70から200とハイエンド並みです。ちなみに、クロックをリファレンスに戻すと14000弱になります。
ってことは、GT430はテクスチャ処理に強いけど、シェーダ処理が弱いってことなのかな? ゲームが正式リリースされてからはもうちょっと細かい設定が出来るみたいですから、シェーダ処理だけちょっと落としてやればよさそうです。

「十分じゃん」

正直なところ、スペックが足りなかったら「GeForce GTX550Ti」あたりに交換しようかとも思ってたのですが・・・結局GT430で十分なようです。
ああ、ミドルレンジを使う夢が・・・(笑) でも、使いどころが無いんじゃ無駄な投資ですもんね、我慢我慢。
そういえばGTX550Tiは1TFLOPS(1000GFLOPS)弱のようなんですけど、確かにGT430よりは早いのは確実だけど、劇的に変わるかといわれるとどうなんでしょう?

まあ、GT430が壊れたらGTX550Tiに交換すると致しましょう。

※2013年2月20日追記
その後、英語版WikipediaにGeForce GTX500系のスペック表が掲載されており、そこに691GFLOPSと記載がありました。ただ、他のスイスか何かのGPU総合サイトだと781GFLOPS、他のヨーロッパ系のサイトでは868GFLOPSとの表記もあり、正確な数字は不明です。大体700〜800GFLOPSと考えておくのがよさそうです。
それでも最大限性能を引き出せた場合は、数百万円のスーパーコンピュータに匹敵する能力な訳ですが・・・ 確か1TFLOPSのスパコンで700万前後だったはずです。


・・・と、なんだかんだやってるうちに、内部温度が大分上がってます。

「これからの季節、これじゃ壊れるな・・・」

思い返してみれば、長い動画エンコード(AVCHD動画を編集したビデオで、変換には15時間くらいかかる(苦笑))で、変換しきる前にエラーが出て止まってしまうことがありましたが、熱の問題もあったんでしょうかね。
あとは電源でしょうか。標準の電源は高が知れた性能しか持ってませんからね。

というわけで、PSO2を快適に・・・じゃなかった、内部冷却をしっかり出来、安定した電源供給を行えるようにしてPC自体の寿命を延ばしましょう! 拡張性も欲しいしね!
この間も話しましたけど、災害予測プログラムを開発しておりまして、今まではノートでやってたんです。

ですけど、やはり高速で安定したプラットフォームで開発したほうが、デバッグも楽ですし、計算も早く終わります。その関係で開発環境をデスクトップに移すことになったのも理由の一つかな。
最適化しちゃえばノートでも動かせるんだけどね。やっぱGPUの力はスゴイですから。

あとは「騒音」。
スリムタワータイプのせいかは分からないですけど、電源投入時からスゴいファンノイズが聞こえ始め、ず〜とそれが聞こえます。密閉型のヘッドフォンしてても、小音量で音楽が再生されていようとも、2mのところからその音が聞こえます(笑)

さすがにこれはうるさ過ぎでしょう。

ですから、今回のアップグレード対象のパーツは、「筐体」、「ファン」、「電源」ですね。
これならセット品が安くありそうです。

で、いろいろ探した結果・・・

Cooler Master Elite 342(500W電源付)

というケースを購入しました。Amazonで送料込みで、8925円でした。ちょっと予算オーバーだったかな。
でも、ミニタワーの割には拡張性が高いほうだと思います。下のシャドウベイを取り外すことで大型ビデオカードの取り付けも可能です。

それに、タワーPCになることで、PCI Expressロープロファイルの制約がなくなります! これは大きい。GTX550Tiでも積めます!(←しつこい 笑)

静音性に関しては「うるさい!」という意見と「静か!」という意見があり購入時に悩みましたが、今の状況が酷すぎるので、これ以上悪くもならないだろうと思い値段が高い静音筐体はパス。電源付のElite342にしました。

候補的には、電源付のものではサイズのローエンド筐体も検討していたのですが、作りが粗いような記述が多く見られたので、こちらもパス。ミドルタワーというところが気に入っていたのですが、ケースはPCで最も身近になるパーツですから作りが粗いのはカンベン・・・

というわけで、中身をそっくりそのまま入れ替えま〜す。長くなるので、続きは後日!


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