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カッコイイ!
スペックやフレームジオメトリはこちら


ここでは、私が始めて購入したスポーツバイク、「GT Avalanche 3.0」について紹介したいと思います。
購入したのは2011年の5月ごろです。サイクリングには丁度いい時期でした。
ちなみに、Sサイズを購入したのでフレームの見た目がGT独自の「トリプルトライアングル」ではありませんが、乗った感じでは設計を受け継いでいるようです。
MTBのグレードとしては最低ランクのマシンですが、フレームはしっかりしているので、これでダウンヒルも下れます(実際に下りました。)。



フレームに記されています

このバイクのメーカーは「GT(ゲーリー・ターナー)」で、その中の「Avalanche(アバランチェ)」という車種です。アバランチェは、上から「1.0」、「2.0」、「3.0」というグレードに分かれており、これは3.0です。





SIMANO ALIVIO

リアディレイラーには、SHIMANO(シマノ)のALIVIO (アリビオ)というグレードが採用されています。マウンテンバイクとしての最低ラインですが、とりあえず十分な性能を持っています。
フロントディレイラーは、同じくSHIMANOのAcera(アセラ)というグレードで、ALIVIOの1つ下のグレードです。ですが、「HyperDrive」とかいうシステムを採用しているらしく、変速性能は十分です。というか、フロントの変速性能はそれ程グレード間の差が無いようですが。

一度山での走行をしてからは、フロント、リア共にDeoreXTが欲しくなっています(^_^;) 値段的にもそんなに高くないし、意外と。
でも、ALIVIOが値段的に安いグレードだから、思いっきりオフロードで突っ込めるってのもあるんですよね(笑) ふっ飛ばしても、惜しくないですから。


8速ワイドレシオ

シフターは、シマノ・ラピッドファイヤーで、車で言えば「パドルシフト」のような構造をしています。人差し指でシフトアップができ、非常に操作が軽いです。シフトダウンは、一気に3速までできます。慣れるとかなり使いやすいですね、これは。
リア8速ワイドレシオ、フロントトリプル(3速)という構成です。

若干、デュアルコントロールレバーに気持ちが傾きつつありますが、どうなるでしょうか。

ここまでは、標準での仕様そのままです。

<2012年1月21日追記>
はい、やっぱりDeoreXTに交換してしまいました(^_^;) ただし、駆動系のDeoreXTはリアディレイラーだけです。スプロケ(9s)とシフター(RF)はDeore、チェーンはDeoreSLXでまとめました。フロントディレイラーとクランクセット、フロントサスも変えようかと思ったんですが、ブレーキも油圧ディスクのDeoreXTにしたかったんで、ちょっと予算オーバーになるのでやめました。

グレードアップとあわせてOH(オーバーホール)もやったんですが、こちら で詳しくまとめてあります。



シマノメカニカルディスクブレーキ
DEORE? BR-M495

標準ではVブレーキ仕様のアバランチェ3.0。ですが、長野の山や峠で走るともなれば、勾配や環境はダウンヒルのそれ近い状況になるわけで、どうせならって言うことでディスクブレーキに交換してしまいました。

グレード的にはDEORE なんですかね〜?M495と型番は400番台ですが、ALIVIOのメカニカルディスクはM475しか無いので、恐らくDEOREだと思います。ディスクローターは「HONE」というダウンヒル向けの強化グレードです(レジンパッドしか使えませんが・・・メタル使ったらどーなるんだろ)。ローター径はバランス重視の160mm。ちなみに、この構成でダウンヒルでも意外と大丈夫でした。仮にもSHIMANOのメカニカルディスクの最高グレードですからね〜。

交換する際、メカニカル(ワイヤー)か、油圧かですごく悩んだのですが、出先でのトラブルのことを考えて、あえてこの時代にメカニカルを選択しました。ブレーキレバーもVブレーキと共用だし、無駄が少なくて済みますからね。

よく「低グレードで安価」と評されるメカニカル式ですが、全くそうではありません。だって、DeoreXTの油圧キャリパーが3500円くらいで、これは4500円もするんですから。

制動力は十分ですが、若干レバーが重いのが気になります。ですので、ブレーキレバーのスプリングを抜いてしまいました。これでもキャリパーがワイヤーを引くので問題ありません。更にアウターケーブル内をシリコンオイルで満たすと、レバーは油圧並みに軽くなりました(^^)
因みにブレーキワイヤーだけは、定番のXTRを使っています(笑)

ブレーキは、別にVブレーキが悪いわけではなく、むしろ初期の制動力の立ち上がりはVのが若干上です(自己倍力が働く為か?)。ですが、その先の「伸び」が無いので、オフロードや特に下りは危険です。ディスクだと、ややマイルドな立ち上がりでコントロールし易く、その先は握り込むほどリニアに制動力が上昇していく感じです。

・・・と思ったんですが、パッドクリアランスをマニュアル通りの「0.2mm」に設定すると、超軽く握っただけで強烈に効くようになりました。しかも、そこからの制動力の伸びがあるので、恐ろしく効きます。ここまで来ると、油圧と変わらないんじゃないでしょうか(むしろ油圧より上?)・・・システム的に油圧(厳密には「液圧」)は大好きなのですが、これでまた液圧の魅力が一つスポイルされたような・・・

もしダウンヒルで制動力不足になるようなら、ローターを180mmにしてパッドをメタルにすれば良い訳ですからね〜。でも液圧は好き!!やっぱり何かの拍子に液圧に交換しちゃうかも。

<2012年1月21日追記>
そしてやっぱり油圧にしてしまいました(笑) 詳しいことは、ディレイラーと同じとこ にあります。

購入は、ワールドサイクルにて。


WH-MT15 

標準のホイールではディスクブレーキが装着できないので、ブレーキと同時にホイールも購入しています。安く済むのであれば、自分で組み上げようと思ったのですが、完組みでメチャクチャ安いのがあったんで、それにしてしまいました。SHIMANO WH-MT15です。ブレーキはディスクのみ対応、チューブレス非対応。チューブレス化も可能らしいのですが、ダウンヒル で岩にヒットして歪ませてしまったので、やめたほうがいいと思われます。

リム・ハブ等、殆どがアルミ製なので、結構軽いです。コストパフォーマンスは抜群ですね。



CAT EYE VERO8


OWL EYE LEDライト


電装系はこんなもんです。サイクルコンピューターとUSB充電タイプのLEDライトです。サイコンの方は、そのうちGPSに変えたいな〜と思っています。1万くらいで結構良いのがあるんですよね。



バーエンドバー

エンドバーは、BBBのクラシックバーエンドを装着しています。
人によっては長すぎると感じるレベルの大きさですが、私はこのくらいが丁度良いですね。ポジションが結構たくさん取れるので。

結構キズがありますね〜、初めてのダウンヒルのときの名残です。
詳しくは日記のほうでお話していますが、パンクして空中大回転したもんで(^_^;) そのときに、バーエンドがフレームの身代わりになってくれたようです。(おかげでフレームは無傷!)

見た目が悪いですが、まあ実用上問題ないのでこのまま暫く使うことにします。
バーテープでもまこっかな。



ミシュランですね

タイヤは、「ミシュラン・カントリードライ2 」というものを装着しています。いくつか試しましたが、軽量で転がり抵抗が少なくて安価、この条件を満たせるのは、このタイヤくらいです。値段は1本2000円ほど。1本に対してあと4500円出せるなら、100g軽くなります(^_^;)
サイズは、26×2.0 ですが、タイヤ幅は52mmもあります。重量は565g。

私はこのタイヤに対して、1本90gの超軽量チューブを使用しており、更なるバネ下重量の軽量化を図っています。メーカーは、シュワルベというドイツのメーカーです。
チューブに限っては、私は専らシュワルベファンです。

軽量チューブの欠点としては、空気が早く抜けていくことでしょうか。そこを妥協すれば、乗り心地の良さやペダリングの軽さは、桁違いですよ。

ですが、やはり軽量で細いスリックと比べるとオンロードの走行性能は劣るので、オンロードしか走らないと分かっているサイクリングでは「CLOSER 」に交換しています。まあ、このタイヤでもサイクリングロードなら40km/h巡航できるんですが・・・まあでも疲れ方は違うような気がします。

チューブレスでも良いんですけどね、私のようにしょっちゅうタイヤ交換するような使い方には向かないんですよね・・・


あったほうがいいでしょう

小型のインフレーター(空気入れ)と、ペットボトルをホールドできるボトルケージです。無くても問題ない装備ですが、有ったほうがいろいろ快適です。

特に、インフレーターにはダウンヒルでパンクしたときに助けられました。普段は殆ど出番が無いかもしれないですが、できれば付けておいたほうがいいと思います。
もちろんCO2インフレーターでもいいと思いますが、ランニングコストが高いのが欠点です。

ボトルケージは長距離では必須でしょう。一々バッグから取り出していると、干からびます(笑)。専用のボトルを用いるものが多いですが、これはペットボトルが入れられるので便利です。
両方ともAmazonで購入しました。


ホームセンターで売っていたもの

小型のバッグをハンドルに付けて、小物入れにしています。
ちょっとしたことですが、走行中に自動販売機を見つけて買うときに、手元に小銭があるとすごく楽です。

ですが、駐輪する際にはきちんと中身を取り出しておく必要があります。盗難のことを常に考えておきましょう。受動的ですが、致し方ありません。
感電装置なんて付けといたら、そっちのが問題になりますし。いや、私はやってないですよ、実験だけです。

そのうち専用のものに変えたいと思います。汎用は外れる危険があるので。


ダートでは外します

ちょっとした駐輪には、こういったワイヤーキーを装着していると楽です。長時間の駐輪になりそうなときは、さらに2つ極太ワイヤーロックを追加してロックします。レーザーカッターでも持ち出されない限り(^_^;)、解除には最低でも15分は掛かるでしょう。サドル・ホイール・フレームをこれで固定します。

まあ、ママチャリもあるので、ちょっとした出掛けではそっちに乗ればいい話なんですが、やっぱMTBがあると乗りたくなってしまいます(^_^;)
そのときに気軽に乗れるように、このようなフレームに装着するタイプを購入してみました。長さは意外と長く、1.8mあります。

取り外しもワンタッチで出来るので、ダート走行では脱落の危険があるため外しておきます。


フランス語では「雪崩」を意味します


こんなもんですかね。購入価格40000円程度でしたが、結局なんやかやチューニングしているうちに追加で4万くらい掛かってしまいました。さらにドライブトレインDeoreXT化と油圧ディスクDeoreXT化で3万7千円が掛かってしまいました(^_^;)

ですが、思い通りのマシンに仕上がってきています。今後も更なるチューンアップを繰り返しながら、長く乗っていきたいですね。(チューンアップしたら、このページに追記していきます。)


合計出費:約13万円・・・
内訳:空白改行は、チューニングのステップを表します

本体価格:40000円
同時購入アクセサリー類:約4000円

Vブレーキ(ALIVIO):約3000円(前後合計)
エンドバー(BBB):約2500円
グリップ(WTB):約1300円
LEDライト(OWL EYE):約5000円
タイヤ類:約16000円(チューブ代含む)

ホイールセット(WH-MT15):約12000円(前後合計)
機械式ディスクブレーキ:約10000円(前後合計)
ワイヤー(XTR):約1800円(1台分セット)

ディスクローター(DeoreSLX):約3600円(前後合計)
油圧ディスクブレーキ(DeoreXT):約7000円(前後合計)
油圧ブレーキレバー(DeoreXT):約12000円(左右セット)
カセットスプロケット(Deore 9s):約3000円(L:ワイドレシオ T:クロスレシオ)
リアディレイラー(DeoreXT):約7000円
チェーン(DeoreSLX):約2000円


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